燕パソコンクラブは燕中央公民館の一室で毎週火曜と水曜の夜２時間、部員が集まって活動しています。
パソコン初心者から上級者まで様々な仲間がクラブに通って来ています。年代も４０代～８０代までと幅広く、 就職・転職のため、仕事に必要なため、趣味のため、 老後のボケ防止のためなどなどパソコンを習う動機も様々です。
性別も年齢も目的も違う皆さんですが、共通している点は「パソコンを使えるようになりたい！」 という強い意志を持って真剣に勉強されていることです。 それと同時に「パソコンクラブを通して仲間づくりができる！」「パソコンを使うと面白いことが出来る！ 」など、 それぞれの想いをもってクラブに参加しています。
クラブ員は先輩・後輩・ベテラン・初心者の区別なく気軽に解らないことを話し合ったり、 新しい話題 を持ち込んだりしてやっています。Excel　Ward　などのメインソフトの講習なども、ベテランが講師になっておこないます。最近はスマートフォンの使い方や、デジカメの上手な撮り方などと、幅広い分野でなんでも来いって感じです。
和気あいあいのクラブです。パソコンに興味のある方や一人でパソコンやっていて何か解らない事が有ったら クラブ員で無くとも、何時でも自由に部室に顔を出してください、皆で歓迎します。

　昭和60(1985)年11月4日に発足
その年の９月に燕市公民館主催で、NEC　PC-8801を２台を使用してのパソコン講座が始まりました。 当時はPCを個人で買うには高すぎました。週１での３講義で、当時は指導者もいなく、BASICの入門教科書 を頼りでの独習です。カセットテープが記憶メデアでガーガーピーピーと音を立ててデータの読み書きを行っていました。
講座終了後に続けて学びたい人を集め生涯学習課の音頭取りで燕パソコンクラブが発足しました。
そしてパソコンがPC-8801mkIIになりFD（フロッピーディスクドライブ）が搭載され、BASICも日本語が 使える様になり格段と使い勝手が良くなり、パソコンクラブも仲間が増えるとともに講座の指導をも受け持 つことになりました。PC-9801へと変わり、市民自由参加での年賀状講習会（当時は図形ソフト「花子」を 使っていました）などもクラブ主体で行えるようになりました。
クラブの活動日は毎週火曜の夜７時から９時まででした。（現在は毎週火曜水曜の２夜連続でやっています） やることはBASICから始まり　pascalやｃなどのプログラミングの勉強でした。
Microsoft Windows3.0が登場する中、表計算ソフトも　Lotus 1-2-3（ロータス ワン・ツー・スリー） やMicrosoft Multiplan（マイクロソフト マルチプラン）が使え、日本語ワープロソフトウェア「一太郎」 など、恵まれたまれた環境でした。
しかし市の予算が削られる中、PCの入れ替は無く講座も廃止されました。旧型のPCでやることも限られ、パソコンクラブもマンネリ化し 会員数も少なくなて行き、 燕市公民館生涯学習課からも切り離され独立を余儀なくされました。クラブは解散の瀬戸際まで追い込まれましたが、 クラブ員が金を出し合ったり、企業の使っていた中古パソコンを寄付してもらったりして、新たな活動が始まりました。
徐々にパソコンの価格も下がり会費での購入ができるようになり新しいPCを手にできるようになると 同時に、個人でPCを持つ人も巷に増えてきました。そのような状況のもと、燕パソコンクラブが見直されるようになり、会員も増え現在に至っています。
今では、燕パソコンクラブ主催でExcel初級やワード初級などの市民講座も開いています。 春にはお花見、たまには登山、恒例の飲み会は年数回とパソコン以外でも楽しんでいます。